再度の言及です(笑)。(コメントの掘り起こしでもあります)
快段目盛、これは優れた目盛だと思う。
見た瞬間に即購入した。
こう言う目盛だが多くの人は考えたことがあるだろうと思う。
要は1ミリの目盛の線分の長さを1ミリとし
9ミリの目盛の線分の長さを9ミリとすれば一目瞭然だと言う考えだと思う。
発端はそう言う事では?僕はそのように考えた事があります。
先ず、なぜ大工向きでは無いかと言うと、設計で言う
ハッチング(網掛け)だからだ。
大工の大多数は老眼が来ている。
網掛けはボヤけ、チカチカして見え辛い。
もう一つ大きな理由がある。
大工は計算を目でする人が多いように思う。
差し金は計算機でもあるから。
こう言った目盛を開発する人、また大工でも計算に長けた人は答えを脳で算出すると思う。
(大工と言うのは減算加算をよく行うのだ)。
脳で計算する場合、快段目盛は分かりやすい。
アンサーで出た数字の位置を見つけ出すだけだからだ。
よくする1234の部分と6789の部分の見間違いは減少するだろう。
階段ではなく正に快段だと思う。
目で目盛を読みながら計算する場合に快段目盛では下の図の様になります。
↑目線が泳ぎます。上がったり下がったりのこれは階段。
通常の目盛りの場合だと、、
左右に目線が動くのみ、この方が楽なのだ。
慣れ、と言うのも有ると思います。
購入後、直ぐ使わなくなった快段目盛。
今また使っています。見えづらいけど素晴らしいこのアイデアが
気に入っているからです。
道具にはそのような好きだから使う、みたいな要素も有りだと思っていますよ。
大工であり老眼でもある僕は、見間違いの減少する、目の良い人でも老眼の人でも、薄暗いところでも見えやすい目盛のアイデアを所有しています。
センチにもインチにも使えます。
その目盛を導入して、尺貫法と言える使い易いスケールを出したい。
まだ、何処にも相談していません。
おかしな奴だと思われるかな?なんて言おう?(笑)