結論はMAX機です。
これはHM系の木造住宅を手掛ける場合の判断です。
また手間受け大工として仕事人として個人的な考えによるものです。
住宅系手間受けの仕事、これは困難な部分をどうクリアしていくか?
これが現実問題として最重要だと思います。
(仕事として向き合うとイージーな部分など無く何処も非常に難しく重要な事は百も承知)
極端な考えですがそこん所(難所)こそが仕事と言ってもいい。
ビス打ち機で言う所の隅打ち、仕上がりの均一さがそれにあたると思います。
そして工具としての安全基準と懐の深さ。
(ダブルフィンガー(ツーフィンガー)トリガー操作やフックなど)
そう言う課題に深く向き合っているのがMAX機だと思います。
以上
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ここからはおまけ
それでも迷える子羊大工さんの為に
前記事と重複する部分もあるがHiKOKI機とMAX機をちょっと掘り下げてみる。
以後、HiKOKI機をHS
MAX機をG4と表記する。
■単発での速さ比較
・HS ネイラーのよう、早い、そして軽い。
そういう意味でHSの勝利
・G4 感触の違いこそあれ実際に速さでHSに大きく劣らない。
G5では更にストロークが短く進化している。
隅打ちが怖くない。
そういう事も踏まえると
引き分け
■重量比較
・HSは重量1、8k
・G4は1、9k
100グラム差とは思えない程HSは軽く感じる
HSの勝利
■ビット交換比較
・HS 専用特殊工具でビット交換が簡単。
しかしビットの先が折れた場合には大きいトラブルに。
また折れなくても固く締り外せない場合も大きいトラブル。
なので交換時期に悩む上に心配。
・G4 交換に一部本体(ヘッド)を分解する。
しかしMAX機は折れるまでビットが使える。
ビット交換に悩みや心配無し。
G4の勝利
■ノーズキャップ比較
・HSはノーズキャップに穴がある。
これがスコープになり、より正確な場所にビスが打てる。
とは言え作りが薄く割れる事の消耗が早い。
・G4にはスコープと言える穴は無いが基準になるラインがある。
割れる事は無く高耐久、しかし擦り減り短くなる事によるトラブルがある。
引き分け
■ノーズ長比較
・HS 短い利点、対象物が近く思った場所に正確にビスを打ち込む事ができる。
・G4 長い利点、下地が干渉する場所や隅で有効。
天井作業ではその分腕を上げなくて済む。
G4の勝利
■ビスの装填マガジン比較
・HS マガジンカバーとドアーの順番が固定されマガジンカバーが誤動作で開きにくい。
・G4 誤動作でマガジンカバーが開くトラブルが多くあるが、ビスの装填はイージー。
引き分け
■打ち損じでビスがノーズ内に残ってる場合比較
・HS ペンチ等使用しないと除去出来ない、作業が一時中断する。
除去のため空打ち発射すると反転してこっちに飛んでくることも。
・G4 手でさっと抜く事が出来るので作業の進行を妨げない。
G4の勝利
■フック比較
・HS 用途が限定されすぎている。
・G4 用途が幅広い。サウスポー歓喜。
MAXビス打ち機のフックはシンプルで幅広く柔軟に対応できるフックだと思う。
感動ツールに認定。
G4の勝利
■プラグ比較
・HS 短くストレート、脱着易しくエア漏れの心配がない。
・G4 フリープラグは差し込む場合は向かない、いずれエア漏れの修理がある。
しかし回転部分があるという事はホースのヨレ解消に繋がる。
引き分け
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当たり前なことを書いて恥ずかしいけど、、
、、購入に悩んでいる人
楽になったかな?