丸鋸の操作方法、キックバックを攻略する
↑僕のセカンド勝負丸鋸はコレ
、、の続きです。
バックしながら切断する。
これは安全カバーを上げての加工になります。
それ故に危険なのでプロの技と言えます。会得するべし。
と、言ってはいけないのでしょうね。
ご、ごめんなさいorz。プロでもやっては駄目です。絶対に。
でも、やってる人はいますよね?
始めちゃう人もいますよね?
だって、そう言う仕事があるのと、時間もないので。
なので知らぬ存ぜぬでもいけないと、、。
そしてこれは、ただ慣れようでは良くないと思います。
安全対策のためにも、危険だから駄目と言う前提の元
仕方なく行う場合の為に、具体的に危険度を少なくする方法を記事にしてみます。
閲覧者さまには「相当な手練れの大工」さんがいらっしゃる事が分かります。
僕は「相当なヘタレの大工」なので恥ずかしいのですが、始めたばかりの方の為にも大冗談、いえ大上段から偉そうにバッサリと行かせて頂きます。
ヨロシクお願いします。
・まず姿勢。
丸鋸の後ろに手は置かない。これは鉄則ですよね。
身体も丸鋸の後方に居ない方が良いでしょう。
半身で居ながら、万が一の場合に力が入る体勢で臨みます。
・それから呼吸法だと思います。
息を静かにゆっくりと。どちらかと言うと鼻から出す感じ。
吸うにしても少ない量でゆっくり。
・それと予備知識が大事かと。
キックバックは、、
片手で操作出来る丸鋸だと、力で難なく押さえつける事が出来ます。
なので慌てて手を離さない様に。
人間の方がはるかに強いです。でもなめてはいけませんけど。
・最後に丸鋸の設定として刃を大きく出さない事です。
仮に12ミリ厚の床材でも一回で分断しようとしない。
表面から深さ6ミリを切るだけでも良いじゃないですか。
裏からも切って分断すれば比較的安全かと。
他の材料でも表面は浅くバック切りして裏から残りを切断。
或いは手鋸でゴシゴシと。
怪我があってはいけませんが、最悪の事を考えても刃の出が浅いと傷口も浅いですよね。
あと建材にもよりますよね。
特に石膏ボード加工ではキックバックの力が少なく引きながらの切断は容易ですね。
刃が切れ止んでバリが出始めた、、直ぐに替刃がない。
そういった場合、バックでの切断は便利ですね。
石膏ボードと言えど全くバリが出ないので有れば、その方が楽なのは間違いないと思います。
(※下敷きに木材を利用して刃を大きく出すのは論外ですよー)
但し、粉塵がたくさん出るけど!(苦笑)
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今日は若大工が愛船、リーダーシップ号で来てくれた。
(余談だが他にも船を所有しているらしい)
若大工:「丸鋸より人間の方が強いと言うところでハッとしました」
持ち上げるのが上手い。
プロ大工:「うん。ちゃんとハンドル握ってたら丸鋸は刃が全開の場合でも「ウー」って唸るだけなんだよね」
「キックバックが危険と言うけど、危険なのは操作方法と心構えだと思うんだよ」
プロ大工は頭と存在が薄い。カラーを薄グレーに変更しました。
若大工:「車の運転みたいですね」
くすぐるのが上手い。
プロ大工:「あとね、普通に丸鋸を使ってバリが出ない方法が実はあるんだよ」
「一般向けじゃないから言わなかったんだけど、、」
若大工:「また気になる事を言いますね、次回ですか?」
さすがは若大工!!