南京結び=アメリカンの話しです。
荷造りのロープワークでトラックの周囲を行ったり来たりの繰り返し動作があると思います。
長尺材を縛る際、材料の下でロープをクロスさせる時などが特にそうです。
1人の時などは避けられないと思います。
結ぶ時も解く時もです。
「イージーアメリカン」はその長尺材を縛る際の煩わしさを楽にした結びとなります。
※判別困難な見苦しい画像ですみませんorz
↑上の画像は長尺材の上にロープを一回かけた状態です。
車の向こう側のフックに掛け、そのままコチラに歩いて来た格好になります。
↓それから材料の下部の低い部分でクロスさせますよね。
長尺材を縛る際にロープを下部で絡めるように交差させるのは有効な手段。
普及したやり方だと思っています。
↓拡大
↑ですが、この様なクロスの形にする為にトラックの周囲を行ったり来たりの繰り返しが行われる事になります。ロープ自体の扱いも絡ませる為に一手間かかります。
↓最初の上へ一回掛けた状態から、、、
その場所から移動する事なく、、、
↑本人ではありません
※一番肝心な場面でも判別困難な画像ですみません^^;
↑この様にロープを絡め、クロス状態を作ります。
左手側の輪っかにロープを潜らせ、、、
↓後はそのままアメリカンをするのみ。
↓解くと最初の状態に戻ります
長尺材の縛りも楽々アメリカンです。
この縛りは30年程前から個人的に行っていました。
当時、建材屋でも材木屋でも「初めて見た」とか言われたっけ。
少しは普及したんだろうか?と思っていました。
先日、建材屋に寄った時の事。
材料を縛りに取り掛かったら、建材屋のおっちゃんが気を利かせトラックの向こうに立ってくれました、感謝です。
「良いよ、一人で出来るもん」と
イージーアメリカンをすると「今まで商売やってて初めて見た」と!
「普及していないって事ね!!」
イイね!と思ってくれた方、良ければ真似て下さい。
「ネクタイアメリカン」
「スマートアメリカン」
一番良いネーミングはどれでしょうか?
一つ楽になったね。