続き
↑画像が無いのは寂しいので
分かりにくくて申し訳ありませんでした
、、、と言っても
そのままが手鋸の使い方の考えである。
手鋸でカットする場合、羽柄や造作材の寸法切りだとすると
・キツめか
・ぴったりか
・緩めか
の選択がいつもある。
これは切り墨線のどの位置を挽くかで対応する。
実寸に欲を出して、「俺はぴったり○○ミリ効かせる」。
だとか、「俺はぴったり〇〇ミリ空かす」。
とか考えて加算減算をした寸法(実寸を無くした状態で)を採用すると、
・長すぎ→躯体の寸法に影響
・短すぎ→見た目がわるい
と、失敗に繋がりやすい。
実寸そのままの切り墨線で加工すると、
・長すぎ→でも許容範囲
・短すぎ→と言っても良い感じ
となる。
また、後者の方が失敗した時に原因を特定する事が易しい。
成長は失敗の数ではない。
失敗した原因と向き合った数。
しばらく悩むより即座に分かった方が修正(成長)が楽だと思うな。
子方大工くんは分かってくれるだろうか。
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子方大工:「自分は丸鋸のカットで常に
キツめか、ぴったりか、ゆるめかの選択をしているっすよ」
キリっとした顔。
「それと手鋸ではそんな事考えた事無かったっす。
ただぶった切る道具じゃないんすね。滅多に使わなくて」
プロ大工:「そっかー」
若大工は学校、助け舟は来ない
終